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夢日記(20120807)

「ユニットバスを入れ替えて下さい。」
夜間に入居者から呼び出され、訪問した途端、開口一番でこう言われた。
世の中全体が荒んでいるせいなのか、最近不躾な依頼や要望が増えている。
先日など、エアコンの効きが悪いから家賃を半分しか払わない、という強者を相手にしたばかりだ。

玄関元はとても暗く、室内は全て消灯している事がすぐにわかった。
おまけに前面道路の街路灯の間隔が空いているのか、ほとんど入居者の顔は確認できなかった。
それにしてもユニットバスを入れ替えろとは、どういう事か。
素材のFRPは、なかなか補修が効かないのだが、硬い物を落とすと案外簡単にヒビが入る事がある。
その場合はもちろん入居者側の負担となるのだが、同時に借家賠保険の対象ともなる。
いずれにしても不動産屋泣かせの状況に変わりはないのだが。

とりあえずどんな状態なのかを見せて欲しい旨を伝えると、入居者はコクリと頷き、身体を寄せ、どうぞと僕を促した。
一瞬、その3つの動作が操り人形の様に、思えて気味が悪かった。

単身用の狭い1Kなので、玄関に入るとすぐにキッチンがあり、脱衣所も無くいきなりユニットバスのドアがある。
「あの、電気…」
と言う僕の声と、玄関ドアの閉まる音が重なった。
反射的に身構え、空室だった時の間取りを脳裏に呼び出す。
電気スイッチはここにある!
左手が3連のスイッチに触れ、一気に目の前が真っ白になり、どこかの換気扇の駆動が始まった。
そして、視界が回復すると同時に、僕は一瞬にして全ての状況を察知する事となった。
入居者の身体は、頭の先から爪先まで鮮やかな赤い斑点に彩られ、相対して青白んだ顔が強調されていた。
手には…やはりお約束の「鋭利なそれ」が持たれていた。
ユニットバスは凄惨を極めるのだろう…。

そこで僕は目を覚ます。
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